感想サイトが流行らない理由

文章力より営業力

今月から書評を始めた。一日一冊ペースでラノベを紹介したが、記事を書く手間も意外と大きく、結構時間が掛かる。だがアフィ的には、紹介した書籍は全然売れてない。売れたのは、本家ブログに一言も紹介なくただ広告然として貼った、「らき☆すた」のDVDと「ハルヒ」のフィギュアだった。そりゃそうだよなあ…。また、アクセスも全然増えてない。今月は萌理賞の告知が不発だったので、一番多いのは昨日のガガガ文庫の記事。はてブがついて通常の三倍アクセスが集まった。

感想サイトを流行らせたいと思ったときに、文章力より営業力というか、実は記事の良さ・面白さはあんまり関係なくて、読者の需要の大きさが重要なのかもしれない。1万部と100万部の作品では、既知の読者の分母数が違い過ぎる。それと、潜在的な読者が多いだけではなくて、ニュースサイトなどで実際の読者を連れて来てくれるか、というのは更に重要になる。なるべく隠れた佳作を紹介したいと思うんだけど、来月からは書評のスタイルを微妙に変える予定。

そんなこんなで、このブログの立て直しは順調に難航しているわけだけど、ただ、はてなスターが意外とモチベーションになった。はてブよりはてスタは気軽に付けられる。直接アクセスには関係ないけど、反応が貰えるのと無反応では全然違う。というわけで、感想サイトは流行らなくても、はてスタやWeb拍手を付けると続くかも、という話。