第二回萌やし賞・結果発表

http://q.hatena.ne.jp/1160669697

総評

10名の方に参加していただきました。ありがとうございました。


今回の選考は、完全に「萌えるか否か」を基準といたしました。「ここは上手い」とか「ここは面白い」といったことを書くこともできましたが、それはカレーの品評会に際して福神漬けの味を評するようなものだと思い、自粛いたしました。全体として講評が短いことに対する不満もあるかと思いますが、ご理解いただければ幸いです。


大賞の『二人で歌えばいいと思うよ』について。女子生徒が一歩間違えば単なる電波キャラになるところ、男子生徒の冷静な視点のおかげで痛々しく見えません。変な女の子+冷めた男の子というのは黄金の組み合わせですね。たいへん萌えました。唯一、音楽ネタ(?)がわからないのが残念でした。


準大賞の『カルボナーラとペペロンティーノ』について。たとえペペロンチーノが出てきても決して取り乱さない、崩れない。これぞまさしくクールキャラの本領です。風ノ森が眼鏡をかけていないのが残念でした。


佳作の『口はわざわいのもと』について。なんだかんだ言って興奮している美少女というのは萌えるものです。ヒロインが眼鏡をかけているのは、狙いすぎて外した感じでしょうか。
同じく『ユメ見る幼馴染とカノジョの行方』について。なんだかんだ言って「なでなで」を迫る美少女というのは萌えるものです。ただ、『ユメ視る猫と〜』から流用した設定自体は「萌え」に影響しませんでした。


参加賞について。「萌える作品」よりも「面白い作品」が多かったです。たらればの話になりますが、もし萌理賞だったら、結果は大きく変わっていたでしょう。


最後にもう一度。参加者の方、そして参加者以外の関係者の皆様、本当にありがとうございました。
さて、「第三回萌やし賞」は誰が開催するんでしょうか。