萌え理論Magazine編集部が選ぶ『明日の萌え本』 第二回

正直、このままだとライトノベルだけを紹介するコーナーになってしまうので、参加者の皆様、協力よろしくお願いします。


明日は7月19日

# 1969年 - アメリカ合衆国の宇宙船アポロ11号のクルー、ニール・アームストロングらが月面に人類としての第一歩を印した。

ということで、地球に降り立つことを夢見る猫の話。


猫の地球儀 焔の章 (電撃文庫)

猫の地球儀 焔の章 (電撃文庫)

猫の地球儀〈その2〉幽の章 (電撃文庫)

猫の地球儀〈その2〉幽の章 (電撃文庫)

宇宙に廃棄されたコロニーの中で独自の文明を作り上げた猫たち。死ねば魂は地球にいくと考えられている。生身のまま地球にいくことは禁忌とされ、地球に行こうとする者は容赦なく殺されてしまう世界。一匹のスカイウォーカー(=地球に行こうとする猫)と一匹のスパイラルダイバー(=闘技場みたいなところで戦う猫)と一匹の子猫の交流が描かれる。萌え、があるかどうかわからないけど、猫は可愛いです。ラストの大気圏突入シーンは、それこそアポロ11号もかくや、という迫力。…ん、月面着陸だから大気圏突入はないのか。