萌え理論Magazine編集部が選ぶ『明日の萌え本』 第五回

え〜id:mizunotoriさんに代わりましてid:genshikigouがお送りしております。

明日は7月22日

聖マリア・マグダレーナ(マグダラのマリア)の祝日

というわけで、マグダラのマリアの異名をもつヒロインが活躍する「クロノクルセイド」を紹介したいと思います。

クロノクルセイド (Vol.1) (ドラゴンコミックス)

クロノクルセイド (Vol.1) (ドラゴンコミックス)

角川書店よりコミックドラゴンレーベルで全8巻発刊、連載はコミックドラゴンとドラゴンエイジで、フジテレビにてアニメ化もされました。

 第一次大戦終結後のアメリカが舞台となり、修道女ロゼッタが、彼女と契約した悪魔クロノとともに、悪魔アイオーンに攫われた弟を探すというのが物語の大筋で、 シスターと悪魔のパートナーというギャップや、ヒロインが寿命を削ることで悪魔に力を与えるという設定が印象的です。
 ヒロインのロゼッタはおよそシスターらしからぬ破天荒、超アクティブな性格のため見ているだけで元気になれます。逆にクロノは悪魔の癖にやさしく、穏やかで、苦労性というように2人はセットでバランスが取れるよいパートナーです。
 ですが、萌えという観点からいくとここに欠かせないキャラクターがいます。 
 アズマリア です。
 最初は悪魔崇拝者に捕らえられ、臆病で絶望的な考えしか持たない彼女が、ロゼッタたちの姿をみて強くなろうと奮闘するようになり、思わず応援したくなるキャラクターです。
 しかも一種の天然キャラクター…。
 目が離せません。 
 
 アニメと原作ではかなり終盤が変わるので、私のお勧めは原作です。