萌え理論Magazine編集部が選ぶ『明日の萌え本』 第四回

泣き言をいったら多くの人が助けてくださいました。本当にありがとうございました。


明日は7月21日

■誕生花
黄薔薇 美

ということで、黄薔薇にちなんだ少女小説です。


マリア様がみてる 2 黄薔薇革命 (コバルト文庫)

マリア様がみてる 2 黄薔薇革命 (コバルト文庫)

超人気小説の第二巻。耽美な設定なのにどこか耽美になりきれない、わりとテンションの高いところが、男女問わない人気の秘訣でしょうか。
この『黄薔薇革命』では、病弱なのに気の強い「黄薔薇のつぼみの妹」島津由乃と、剣道の達人なのに気が弱い「黄薔薇のつぼみ支倉令の、黄薔薇ファミリーの痴話喧嘩が描かれています。身体と性格が入れ替わったような、この二人のギャップにやられたファンも多いはず。
コバルト文庫から出ているのに、男性読者の方が多いらしいですね。男だからと恥ずかしくて手に取ることができなかったあなたも、これを機会に買ってみてはいかがでしょうか。そうですね。いきなり全巻買うのは厳しいでしょうから、切りのいいところで『レイニーブルー』まで買ってみては?*1

*1:お約束